師について

大寒らしいさむさがやってきそうな風と空です。

寒いのは好きではありませんが、冬ってそういうものかなとも思います。京都の冬は底冷えします。

明日明後日は雪予報が出ていますがどうなるのでしょう。。。昨年は本当に大雪というか吹雪のようなもの凄い雪が降りましたね。

北陸も大雪が予想されているようなので、ひどくならないことを願います。

 

さて

本日のタイトル「師」

長年生きてきましたので、何人もの方に色々なことを教わってきました。今回お話しするのは現在の師について。

私は音楽療法士をしていたこともあり、音楽や音と身体の影響や関わりについて興味があります。

そもそも音楽は、昔から治療に用いられたり、呪術に用いられたり。人の身体や心に作用するものなんですよね。だとすると、音色を操ることができれば、自分の演奏そのもので人の心身を楽にすることができるということでです。

じゃあ技術を磨けばいいのか!ということになりますが、ヴァイオリンの音色には技術と人間性が同時に乗ってきます。

つまり、技術を磨くだけでなく、魂も磨く必要がある。

現在の先生はそのどちらも磨かれた人なのです。身体のこともよくご存じなのですが、先日、指先と指先を合わせて身体を調整していただくようなことをやりました。少し合わせて少し抵抗してみたり揺らしたりするだけなんですが。。。

自分の体のどこに無駄な力が入っているかがわかっただけでなく、先生の音楽性というか、人となりというか、そんなものが指先から伝わってきて、ビックリしました。

きっと昔々音楽家兼ヒーラーだったんだろうと思います。ものすごい癒やしのパワーをお持ちのようでした。

 

私は子供の頃から毎日練習はしてきましたが決して真面目ではありませんでした。しかし、良い音を追い求める気持ちがずっとあるものの、解決策がよくわかりませんでした。人は成長するにつれて体に変な癖がついていきます。心にも癖がつきます。それはたいていの場合、不要です。

固まった自分の世界で生きていくことも幸せです。しかし、私はいくつになっても何かを追いかけているようで、それは大変なことでもあり、とても楽しくて幸せなことでもあります。

 

私の音楽の世界が拡がれば、皆さんにお伝えできることも拡がるかな?

これからも学び続けて行こうと思います。